2008年4月3日木曜日

イグアナの分裂と統一 

ガラパゴス島のリクイグアナとウミイグアナは、
お互いに陸と海で住み分けを行っていました。

リクイグアナはサボテンを、ウミイグアナは海草を、それぞれ食べて生きていました。

しかし、地球温暖化の影響で海の海草が激減し、ウミイグアナが陸に進出し始めました。


そして、生活圏を同じくした両イグアナのハイブリットが誕生しました。

どうやら、リクイグアナとウミイグアナの雄同士が戦った場合、
爪を持っているウミイグアナの雄が勝ってしまうようです。


「ハイブリッド・イグアナ」は、ウミイグアナの特徴である「爪」を持っているため、
リクイグアナが落ちるのを待って食べていたサボテンを、
木に登って食べてしまうそうです。


リクイグアナ
学名:Conolophus pallidus
http://www.wildherps.com/species/C.pallidus.html

ウミイグアナ
学名:Amblyrhynchus cristatus
http://www.hickerphoto.com/galapagos-marine-iguanas-490-pictures.htm

ハイブリッド・イグアナ
Hybrid Iguana
http://picasaweb.google.com/delphic/TheGalapagosIslands/photo#5065600403361892290

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